ARTxCAFE2020事務局は古民家カフェ高津珈琲さんと現代書道家矢野華風さんのペアに取材に行ってきました!
暑い夏日、着物をリメイクしたワンピースで颯爽と来てくださった華風さんと、一歩踏み入れたんとたん、店内の木の床や壁にホッと一息つかせてもらえる高津さんには今年ならではの共通点がありました。
お二人ともコロナウイルスによる影響を強く受け、高津珈琲さんは一時お店を休店、華風さんはこれまでデパートやホテル等で活動された書道パフォーマンスの依頼がストップしてしまう、という状況に・・・
しかしその中での経験が今回のペアのテーマに繋がった、と華風さんがお話ししてくれました。
お二人のテーマは『2020 人々は願う/Progressive form 』
華風さんは、コロナで活動が停止してしまう中で、お知り合いから自分の希望する一文字書いてくれないか、という希望をSNSを通じていただいたそうです。そこで、せっかくならと皆さんの書いて欲しい文字を公募されました。
あっという間におよそ20文字が集まりました。
それらの一文字が書かれた作品をスタッフ、見せてもらいましたよ。杉板に黒い文字がくっきりと表現されておりカッコいい!
およそ20もの文字たちが一つ一つどこか次の文字に繋がって書かれるとのこと。
一方の高津珈琲さんは、集まった文字のイメージからドリンク、スイーツ、 フード3つのスペシャルメニューを計画中なんですって。
一番印象的なのは「静」の文字から、高津さんが去年キャンプに行った時の湖に浮かぶボートの記憶をイメージしているというスイーツのアイディア!どんなスイーツになるのでしょうか。
今回は自分がしたいこと、よりも人の願いに耳を傾けているという華風さんと 高津珈琲さんのペア。
今だからこそ出てくる表現と味覚を皆さん、お楽しみに!